北欧風建築の外観

伝統的な北欧住宅の外観とは?

おしゃれなスタイルとして注目されている北欧風の住宅に憧れを抱いているという人も多いのではないでしょうか。伝統的な北欧住宅の外観的な特徴のひとつが、屋根の形です。絵本にも登場するような三角屋根は、雪が積もりにくい形状でもあります。雪深い北欧の気候に合った屋根の形だと言えるでしょう。また、途中で屋根が折れ曲がっていて勾配に変化をつけたマンサード屋根も、北欧住宅によく用いられる屋根の形状です。マンサード屋根も、雪が滑りやすく、雪の多い気候に適した屋根です。また、伝統的な北欧建築に用いられる色としては、赤色が挙げられます。赤と白を組み合わせた愛らしい外観の北欧住宅は、おしゃれでぬくもりのある外観の家を建てたい人におすすめですよ。

モダンな北欧住宅の外観とは?

和風建築が時代と共に変化しているように、北欧住宅も時代に合わせて柔軟に変化してきた部分があります。モダンな北欧建築においても、三角屋根は頻繁に用いられますが、伝統的な北欧建築と比べると、勾配の角度がゆるやかになっていることが多く、印象がかなり違います。三角屋根を取り入れる場合は、角度にしっかりこだわってくださいね。カラーに関しては、白やグレーといった飽きのこない淡い色合いが好まれる傾向がみられます。くすみ系の淡いグリーンやブルーといった落ち着いた色味の外観に仕上げれば、上質感のある住まいになることでしょう。外壁部分には、ラップサイディングと呼ばれる細長い板を何枚も重ね張りする工法を取り入れると、表情豊かで素敵な北欧風の外観になります。